グレハン来ない問題。チャールストンでのトラブル再び!【アメリカ横断_19】

Travel

2014年2月から、24日間にわたるアメリカ横断旅行の記録です。

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

こんにちは!

久しぶりの日記になってしまいましたヽ(;▽;)ノ
ほんの数日ばかりの夏休み、飲んでばかりいました汗
お金も底をつきそうだし、反省!!笑
てことで、前回の続きです。
午前中、チャールストン大富豪の邸宅を見学したあと、宿に戻りチェックアウト。
よくお世話になっていた宿の共有スペース。
荷物をまとめて再びグレイハウンドバスターミナルへ!
今日のバスチケットをとっていない私は、クーバさんが言ってくれた通り受付の人に昨日の事情を話さなければならない。
ターミナルに到着。
タクシーを降りた私は気合いを入れてバスディーボの扉を開けようとした。
しかし、扉には鍵が閉まっている。
またしても、もしかして今日もターミナル閉鎖!?!?
再び血の気が引いた感覚に襲われたその時、入り口付近のベンチに座っていた黒人のお兄さんがターミナルは3時から開くとの情報を教えてくれた。
3時ということはあと30分ばかし外で待つ感じになる。
ちゃんと4時にはメンフィス方面のバスに乗れるんだろうか。
なんだかまた不安な気持ちが拭えないけど、待つしかない。
結局アメリカ横断とかいっておきながら、実際は自分の足で大地を歩いて移動していくわけでもない。
バスやら何やらが来ない限り、決して先に進むことはできない。
不安な気持ちと同時に、何かやるせない無力感を感じたこの時。
そんな中、同じ状況にいる黒人のお兄さんやその隣にいたクルクルブロンドヘアーのちょっとキモめwなおじさん達がとても心強い存在となっていました。
今出会ったばかりの見ず知らずの他人なのに、とてつもない親近感。
孤独だからこそ、人の温もりを強く感じることができたのかもしれない。
「僕これからフロリダのジャクソンビルに行くんだけど、バス今日くるのかなぁ」
「俺はアトランタ。お前はどこ行くの?」
このようなおじさん達の会話の中に自然に参加できている自分がいました。
この時、我ながら自分の英語力の成長っぷりに感動したのを覚えています。笑
ま、帰国した今ではまた英語力がガタッとと落ちてしまっていますが(^^;;
しばらく待っていると、ターミナルのスタッフらしきおじさんがバスディーボの扉の鍵を開ける。
私を含め、ゾロゾロと待合室に入る乗客に向かってスタッフ、
「ターミナルは開くけれど、バスが来るのは明日から。今日もバスは1台もこないからヨロシク」
………
まじか…
その言葉に再び呆然と立ちすくむ。
乗り継ぎ場所となるアトランタ方面での悪天候が尾を引いているらしい。
しかしとりあえずチケットのこともあるし、直接スタッフに尋ねてみないとおさまらない。
そこにいた人達みんな同じような反応で、困ったようにスタッフから説明を受けるべく並び始めたり、誰かに電話をし始めたりしていた。
列に並んでいる間にスケジュール帳を確認してみる。
18日の朝10時にラスベガスの空港で、同じく東京から来る友達、さおりと合流することになっている。
バスが来て移動できるのは明日。
移動時間を含めると残りの滞在都市を2つから1つに絞らないと間に合わなくなってしまう。
メンフィスか、エルパソか。
どちらもめちゃくちゃ行きたいけど、テキサスの雰囲気を感じたいしメキシコ国境の街でもあるエルパソには何がなんでも行きたい!
となるとメンフィスは諦めるしかない!
とか考えていたところで自分の番がきた。
スタッフのおじさんに既に買ってしまったチケットの払い戻しができるか聞いてみる。
おじさんによると払い戻しは、「多分」できるとの回答。
多分って何!多分って!!ww
払い戻しはターミナルの受付でなくカスタマー窓口の対応になるとのこと。
てことはまた電話なりなんなりしないといけないの?!
めんどくさー!!笑
よくわからないし心細いすぎる!!
この時LINE電話で母親に泣きついたり、散々だった私。笑
少しばかり気持ちを落ち着かせ、再びチャールストン市内に戻ろうと待合室の椅子から立ち上がると、先ほどのクルクルブロンドヘアーのキモおじさんがまた人懐っこく近づいてきた。
「僕もうこれ以上お金持ってないんだ。君のお金を少しばかり恵んでくれないかな。」
さっきから感じ良く調子良く話しかけてきていたのはこのためだったのかぁ!
なんだかあの時感じた親近感が軽く裏切られた気分ww
申し訳ないけど、必死にあしらってバスディーボから外に出た。
タクシー呼ばないといけないのかぁ(>_<)
すると、保安官だか警備員みたいな格好をしたおじさんに話しかけられる。
どこまで行くの?
ついでに乗っけてってあげるよー!
ちゃんとしたタクシー運転手でもなかったし、この人が悪い人じゃないという保証がないので断ることが懸命なんだろうもは思いつつ、クルクルの変なおじさんやこの場から早く離れたいという気持ちが勝り、乗せてもらうことに。
結局そのおじさんは悪い人どころか親切心から声をかけてくれたとてもいい人で、再びNot So Hostelまでちゃんと送り届けてくれた。
しかしタダで乗せてもらうのは気が引けたので、チップ程度は渡そうとしたら細かいドル札がなく結局タクシー以上の金額を払うハメになったけれど笑
なんだかもう散々すぎて、なんでこんなトラブルを買って出るような旅行にきてしまったんだろうと後悔しながら、泣く泣くチャールストンからエルパソまでのチケットを追加で買ったこの日の夜。
その後、とりあえずご飯の買い出しに出た時に撮った満月。
次に続きます!

コメント