2014年2月から、
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エルパソとえるびす
こんばんは
お正月は満喫してますか?
私はと言うと、
やはり映画三昧だったお正月。
最近はTSUTAYA延滞しまくっていてチャリもパクられ借りに行くのも面倒なので、hulu で観てます。
ご存知かと思いますが、huluでは月額1000円ぐらいでネットに繋げられれば、そこに登録されている映画が見放題なんです
ただ大好きなジムジャームッシュの映画が全然ない
この際DVD買うか。。
あ、どうでもいい話すいませんでしたww
さて、前回の続きです!!!!!
予想外にメキシコまで行ってきてしまったこの日の帰りは、まったりスーパーで買い物をして宿へ。
宿の地下はキッチンになっていて、自由に料理も作れるようになっています。
なんだか少し不気味で怖かったけど。。w
私もこのキッチンとテーブルを使わせてもらって、こんなん作って食べてました。
やっぱカップ麺は日本のが一番うまい!!!
あとデザート
そして、次の日の午後にはラスベガスに向けて出発です。
一泊はとても早いよ。。
エルパソでやり残していることは1つ。
それは、メキシカンを食べること!!
メキシコ国境の町で、
やっぱこれは食べときたいですな~
ということで翌日の朝、
目星をつけていたメキシカン料理屋へと向かいました。
写真を撮りつつぷらぷら。
しかーし、
目をつけていたメキシカン料理屋さんはまさかのクローズ!!
昨日は普通にやってたじゃーん。
ってアメリカ横断中実はこんなことは日常茶飯事でしたw
ということで、エルパソストリートにあったこちらのお店に入ってみた。
ナチョスとかタコスとか貼り紙してあるのに、ブッフェ頼んでみたらまさかの
中華料理www
あれか、最近の店は表ではメキシカンを装って実は中華でしたーとかいうテイストが流行っているのか。
うん、大丈夫。
おばちゃんの人生けっこういつもこんなんだから。
しかし、意外にもここの中華料理はめちゃくちゃ美味しかった!!
メキシカンは日本で食べるとするか。
さーて!
おなかもいっぱいになったところで、
エルパソに別れを告げ、グレハンターミナルへ。
チャールストンでの出来事がトラウマになっていたのか、ここでもターミナルに向かう足がかなりガクガクしていました。
そんな心配をよそに、バスは定刻どおりに出発。
エルパソ、アディオース!!!!!
短い時間だったけど、とても濃厚な体験させてくれてグラシアース!!!
今回の乗り継ぎ行程は
エルパソ→フェニックス(アリゾナ州)→ラスベガス
で、約17時間!!
前回よりはだいぶ楽に違いない\(^o^)/
しばらく優雅にバスの車窓を楽しんでいたら、突然バスが何にもないところで停車。
のんきに写真をパシャパシャ撮っていると、
突然数人の武装した警備隊がバスに乗り込んできた!
バスの中は一変して物々しい緊張感が漂う。
武装した警備隊は、私の座席へもやってきて、眉間にシワを寄せて冷たく言い放った。
「IDをみせろ」
パスポートを見せたら、
警備隊は何か言いたげな顔をして私を見ていたけど、どうやら私がたいして英語が話せなさそうと判断したのかさっそうと去っていった。
後でわかったことですが、
警備隊が乗り込んできた場所はやはりメキシコとの国境近辺で、メキシコ人が不法入国していないか調べるための警備だったらしい。
誰かのブログで読んだことがあるけど、そのブログ主の日本人の男の子もかつてバスに乗っていて、IDを持っていなかったために、不法入国とみなされ刑務所に強制的に入れられてしまったらしい。
ただ、その子はなんとも天才的な交渉術で数時間で出所したらしい。
そしてその交渉術の内容とかブログの話がほんとにオモシロ可笑しく書いてあってほんとに笑っちゃうんだけど、
普通に考えてぞっとするわ!!!!!ww
みなさん、海外に行くときはパスポートを肌身離さず持ちましょう。
フェニックスのバスディーボ。
乗り継ぎは一回だけでしたが、やはり今回もリボーディングがあり、
夜明け前の肌寒い時にまたどこかのターミナルで降ろされました。
いつもいつもこのリボーディングや乗り継ぎって本当に慣れない。
見知らぬ殺風景な場所で、1人で時間を潰さなければいけないこの心細さったら。
寒いのでイソイソとターミナルの中に入ると、変な頭もじゃもじゃの兄ちゃんが大声で怒鳴ってきた。
「ヘイユー!チャイニーズガール!
早くそこの扉を閉めろってんだ!!」
私に言ってる?
とりあえず関わりたくないのでスルーしてみる。
「ヘイ!お前に言ってるんだよ!
ちゃんと聞こえてんのか!!?
早くそこのドア閉めろよ!」
なんだかその言い草が無性にムカついたけど、騒ぎになりたくないし怖いので言う通り無言で硬いターミナルの扉を閉めた。
すると、兄ちゃんは満足そうにまた何かを叫び始めた。
なんなのこの人。
怖いし恥ずかしい。
その場にいるのがほんとに嫌だったので、寒い中また扉の外に出て、残りのポテチをやけ食いしていた。
するとなんとさっきの兄ちゃんも外に出てきて、再び私に絡んでくる。
変な兄ちゃん「ヘイ!チャイニーズガール!何食べてんの?」
ケンカうってる変な輩というよりは、この人は単純に私と喋りたいだけなのか?
ぱら「私チャイニーズじゃないから。ジャパニーズだから。」
兄ちゃん「ジャパンか!名前だけ聞いたことがある!ホンコンとかある国だろ?」
少し話を聞いていると、この人もあまり英語が堪能ではないみたいだった。
学校もちゃんと行っていなさそうな感じ。
そして、なんと3日間もこのターミナルに寝泊まりしてバスを待っているという話。
なんだか、ほんとにいろんな人がいるんだな。
そしてグレイハウンドとか格安バスに乗って移動している人の大半が、贅沢とは真逆の生活をしているんだろうという想像もつく。
なんだかこういう所で、アメリカに存在する格差を少し感じた。
ただその兄ちゃんとは少しだけ仲良くなった。この人も無事に目的地のバスに乗れるといいな。
再びバスに乗り込み、こちらも目的地へと向かう。
ネオンがちらほら見えてきた!!
ラスベガスだー!!
今回の移動もクッタクタに疲れたけど、
もう少しで愛しのさおりんに会えるー
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