ぱらげです。
先日1歳半の娘と弾丸で4日間シンガポールに行ってきました!
それも、母子2人で。。
たまに、衝動的に海外へ飛び出したくなるのです。それも私の場合2、3ヶ月おきぐらいのスパンで。
最初はバンコクかカリフォルニアディズニーが候補でしたが、迷った末、行ったことがない国をエクスプローラしたい!という気持ちと、比較的航空券が安く取れるという理由からシンガポールに決定しました。
こんな私の衝動的な欲求に付き合ってくれる人は見つからず、結局どうぶつ好きな娘を連れ(中ば巻き込み?)、「シンガポール動物園」でハッスルでもしてもらおうかということになったのです。
※シンガポール動物園の記事↓
シンガポール動物園-効率のいいまわり方、アクセス方法、料金など-【シンガポール旅行記③】
ただ、1歳半の子と2人だけの旅であることに対し、リスクはいろいろとつきもの。
中でも、一番に浮上する究極の不安点は「機内をうまく乗り切れるか」ということ。
赤ちゃんって大人と違って我慢ができないし、空気もまったく読まない。ギャン泣きして大騒ぎする。
ちなみに私は大人ですが人のこと言えません笑
そしてうちの子なんて特に、超がつくほどやんちゃなリトルモンスターなんです。
ちなみにうちの子の活発状況はこんな感じ
・じっとしていられず寝る時以外つねに動き回っている
・眠くなると狂ったように泣き叫んで静かに入眠できない
・声がとにかく大きい
・周りの人に対するかまってちゃんがすごい
(知人いわく、同じ月齢の赤ちゃんと比較するとかなり激しい部類に入るらしい。。)
そして購入した航空券は、上海でのトランジットが含まれる長時間移動。
ちなみにフライトスケジュール↓
※今回の航空会社は、ビンボー旅行者(私のような)にオススメの中国東方航空!
★往路
16:55 成田 発
↓(約3時間30分)
19:35 上海 着
(約4時間のトランジット)
23:30 上海 発
↓(約6時間)
05:25 シンガポール 着
★復路
10:10 シンガポール 発
↓(約5時間30分)
15:30 上海 着
(約1時間30分トランジット)
17:10 上海 発
↓(約3時間30分)
20:50 羽田 着
そこそこ遠いな。。
何かしらの対策をしていく必要がありそうだ。
そして、往路については移動が夕方から明け方にかけてなので、子も比較的寝てくれるに違いない。
でも復路は時間的にまっ昼間なので苦戦しそう。。
そこで、ググったり知人からアドバイスをもらったりして、実際にいくつか対策してみました。
以下は、行なった対策について↓
参考になれば嬉しいです。
事前に航空会社にリクエスト
子連れであることで以下のようなリクエストができます。
航空券を購入後、航空会社に問い合わせることをオススメします!
バシネットを予約しておく
バシネットとは、機内で利用できる簡易ベビーベッドのことを言います。基本的にバシネットを利用できるのは2歳までですが、航空会社によって体重や身長制限など、バシネットを利用できる条件が異なります。
※ちなみに中国東方航空の場合の利用制限は10kgまで。旅行直前に測った娘の体重は10kgを少しだけオーバーしていたという状況
私も電話予約と、当日のチェックインカウンター、ダブルでバシネットの申請をしっかりしたつもりでしたが、結果的に今回の旅では使わせてもらえませんでした。
(おそらくCAさんがぱっと見で娘を(でかくて無理!)と判断したのでしょう)
ただ、結果的にバシネットを利用することがなくてもバシネット席を予約しておいてよかったというのが率直な感想です。
というのも、バシネット席が利用できるのはブロックごとの最前列の席のみと限られています。最前列の席は、他の席と比較してゆとりがあるので、多少子供を床で遊ばせる空間を作ってあげられたり、CAさんに気にかけてもらえやすい場所と言えます。
また、満席でない場合、子供の座席を購入していなくても隣の席を空席にブロックしてもらえることもあります。
※今回の旅では復路の上海羽田間以外は隣の席が空席でした。
ベビーミールをオーダー
機内食が出るフライトの場合は子供用の食事(ベビーミール)もオーダーしておくといいかもしれません。
※子はいろいろ出たベビーミールの中で、唯一お口にあったのがフルーツゼリーだったようです。笑
★航空会社へのリクエスト方法
航空会社へは電話でのリクエストをおすすめします。
だいたい日本に就航している航空会社は、日本語でのオペレーターに繋ぐことができるので安心してリクエストができると思います。
航空会社の電話番号は、だいたいネットで「航空会社の名前 お問い合わせ」などで検索するとヒットするはず。
オペレーターに繋がったら、eチケットに書いてある13桁の番号を伝えるとスムーズです。
※ちなみに今回利用した中国東方航空の問い合わせ先
http://www.chinaeastern-air.co.jp/promotion/95530/
機内で頼れる役立ちアイテムを準備
機内でぐずってしまった!もしくはぐずりそうな子を落ち着かせる優秀アイテムと言われる物達を持って行きました。
お役立ち順に書いていきます。
おもちゃ編
お絵かきボード
ダイソーで買いました。100円にしてはなかなかのクオリティ。下のレバーを左右に動かして消すのが面白いみたいでしばらく興奮していました。←そこかい!
シールブック
さかな釣り
これもなんとダイソー。磁石で魚を釣っていくみたいなのですが、くるくる回ったり、魚の口がパクパクしたりする細かなハイクオリティ機能にダイソーの底力を感じました。(笑)
子もこれでしばらくぶっ通しで遊んでくれました。魚が散乱するので注意。
くねくねパズル
これもダイソー。くねくね動かしていろんな形にできるので、機内でこれだけで30分ぐらい遊んでくれていたかな。
ブロック
これもダイソー。おなじみのやつですね。散らかりますが、「質より量」な傾向のある娘にはヒットアイテムでした。
スライムボール
これもダイソー。普通のスライムだと食べちゃったりするかもしれないので、ぷよぷよしているボールのようなものを買ってみました。感触が面白いのかしばらくふにふにして遊んでくれていましたが、調子に乗ってつぶしにかかろうとしていたので気は休まらないかも(中は水)。
食べ物編
スナック菓子
飲むゼリー
これもかなり役立ちました。離着陸時の気圧の変化で耳がぼーってなるタイミングに合わせてあげるようにしていました。こういうものを飲み込むことで、子供は自然に耳抜きができるようです。
更に、これをしゃぶりながらぐずることなく入眠したりしていたので、もっと持っていけばよかったと後悔。
棒つきキャンディ
他のママさんたちがゴリ押ししていたので購入。
ただ私の子はあまり食いつきがよくなく、しばらく舐めると飽きちゃうみたいでした。それに、舐めている間は尋常じゃないぐらい唾液が出るのでエプロンを用意しておくといいかも。ベタベタにも注意。
★これらのアイテムをうまく活用するために
アイテムは往路と復路に合わせて、食べ物やおもちゃをあらかじめ仕分けて準備しておくとGood。
往路で全てのアイテムを使ってしまった!なんてことがないようにするためです。
また、バシネット席の場合、荷物は基本的に下に置けず上の棚にしまう必要があります。ですので、機内用の小さめの手提げ袋を用意しておき、その中にフライトごとに利用する最低限のアイテムを入れるように準備をしておくといいでしょう。
そして子供には、これらのアイテムをあくまで包装された状態で、もったいぶるように小出しに少しずつ与えることで、より時間稼ぎになります。
当日、空港についたら
空港には出発3時間前に到着する
チェックインや出国審査の順番待ちなどで予想以上に時間を取られることがあります。また、バシネットは電話で予約をしていても、当日のチェックイン順で取られてしまうこともあるようなので、できる限り3時間は余裕を持って着けるようにしたいところです。
※私たちはパッキングに時間がかかり成田空港に出発2時間をきって到着。バシネットは確保できたけど、チェックインで大幅に時間を使ってしまい少しバタバタ気味でした。
チェックインカウンターでバシネットとベビーミールを確認
チェックインカウンターでもバシネットとベビーミールの予約が取れているか確認されることをオススメします。
子をキッズパークでめいっぱい遊ばせて疲れさせる
https://www.narita-airport.jp/jp/service/svc_54
成田も羽田も、ターミナル内(出国審査を終えたあと)に子供の遊び場があります。上記は私たちも利用した成田空港第2ターミナルのキッズパーク。ここで子を遊ばせて、体力を消費してもらいます。
※大人にとっても気持ちいいのか、子ども達が遊びまわる中、欧米系のご両親も盛大に爆睡されていらっしゃいました。。
機内に入る直前まで極力お菓子などをあげない
空港ではたくさん体を動かして疲れてもらうことに注力するようにし、なるべくお菓子などの楽しみは機内に入ってからという感じにしていました。
機内に入るまで極力寝かさない
眠そうに目をこすっていても、なるべく空港では寝かさず機内で寝かすように仕向けます。自宅の昼寝時間から調節できるとよりGoodかもしれません。
※眠気が限界だったうちの子は搭乗ゲートで散々泣きわめいていましたが、機内で着席したと同時に爆睡。(成田上海間。このフライトに関しては大成功を収めたといっても過言ではない)
ミルクや授乳は機内に入る直前にたっぷりあげる
うちの場合、空港ではなるべくミルクは我慢させ、機内に入る直前にたっぷりあげました。(それ以外の水分補給は多少必要かも)
搭乗時間ギリギリまで機内に入らない
搭乗開始直後に長蛇の列に並んで早々と機内に入るのもありですが、子連れの場合は、ギリギリまで子供を遊ばせたり、ミルクを飲ませたりして機内で眠ってくれるように仕向けた方が得策であると感じました。機内に入る目安は、搭乗開始時間から20分後ぐらいがいいかもしれません。
機内では周りの人に一声かける(理想)
機内で着席した時、隣に座っている人がいたら「ご迷惑をおかけしてしまうかもしれませんが・・・」などとあらかじめ一声かけておくとより理想的でしょう。そうすることで、いざ子供がぐずった時でも比較的温和に構えてくれる傾向にあるようです。
※ちなみに私はシャイなので、このような一声すら周りの人にかけられませんでした。それにも関わらず、ギャン泣きしたり、物を落としてしまった時に手を貸してくれる人もいて、CAさんなんかは遊び相手になってくれたりして、その度に半泣きでお礼を言いまくっていました。
機内での失敗談
今回このような失敗談も経験しました。みなさんが同じ目に遭わないよう一応載せておきます。
赤ちゃん用マグからジュースが噴射
機内で子がぐずり始め、焦って取り出した赤ちゃん用マグ。
しかし、高度に達した時の気圧の影響なのか、マグを飲ませようとしたら勢いよくストローからジュースが噴射!
子の髪はビショビショ、私の手もビショビショで周りの人に哀れな視線を向けられました。。
念の為、子供の着替えは必ず用意しておきましょう。
うっかり薄着しすぎて機内が極寒
空港の中が暑すぎて、上着や中にきているヒートテックを脱いでしまったら、逆に機内では冷えすぎて毛布も足りないぐらいでした。上着など羽織るものは必ず機内に持っていくことをオススメします。
最後に
今回私も母子2人だけというのもあり、不安でいろいろと対策をしてみましたが、結局何をしても赤ちゃんはぐずる時はぐずってしまいます。
対策をすることで多少の時間稼ぎにはなるかもしれませんが、まったく騒がないように制御をするのは無理なことです。
もし子供が泣き喚いてしまって、周りの人から冷たい目線を向けられても、しばらくすれば疲れて泣き止みます。
一番は「とりあえずなんとかなる」という気持ちで、親が堂々としていること、リラックスしていることが大切なのかなーと感じた2人旅なのでした。なかなか難しいですけどもね。。
子連れ海外は疲れましたが、とても楽しかったし、普段保育園に預けられてばかりの子との絆が深まるいい機会になったのかなとも思います。(いつかは飛行機嫌いなパパもいれて3人でいきたい笑)
ちなみに、今回の旅でたくさんのアドバイスをくださった桜子@ママ子連れ旅マイラーさん。
プロの意見はかなり参考になりました!ありがとうございました!
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