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フリーランスをスタートしたらまず4つの銀行口座を持て~サルでもできる資産管理

お金Freelance

ぱらげです。

フリーランス生活をスタートしたばかりの皆さんは、ひょっとしたら以下のような悩みがあるかもしれません。

「これまで税金はまるっと会社の方で払ってもらっていたため、税制に関する知識はほとんどゼロ」
「お金について、フリーランスになったら気をつけないといけない注意点が知りたい」
「資産管理がもっと上手になりたい」
「貯金したいと思っていても結局ギリギリまで使ってしまう」

そんな時はとりあえず口座を「4つ」用意しましょう。
口座にそれぞれの役割を決めて活用することで、グンと資産管理や貯蓄が効率よくできるようになります。

4つの口座の役割とは

1, 事業用

売上金の振込や、交通費などの経費はこの事業用口座を利用します。
基本的に収入はこの口座に入ってくるように設定し、その後、他の口座へ必要な分だけ振り分けるといいでしょう。
今後freeeなどの会計ソフトアプリと連携させる際やビジネスカードなどを発行する場合に、事業用とプライベート用の口座を分けておくと便利です。

2, 納税準備用

フリーランスの場合、源泉徴収税が引かれないままお給料が振り込まれるケースも多いです。
収入から引かれるべき源泉徴収税(100万未満なら10.21%、100万円を超える場合は(支払金額 – 100万円) × 20.42% + 102,100円)を算出する、更に源泉徴収税額が引かれた状態の収入金額から約3〜4割となる所得税や住民税(エンジニアの場合。事業種類などによって異なります)を算出し、それぞれの算出金額分を納税準備用口座に振り分けます。毎月の収入が同じぐらいの金額なら、一定額を毎月事業用口座から自動入金しておくと楽です。
年度末の確定申告で決定された税金は、この口座のお金を使って納めるようにします。

3, 生活費用

家賃、食費、雑費などの生活費を入れておく口座です。
毎月いくらぐらい消費しているのか、またはいくらぐらいまでに抑えたいかでざっくりと生活費を算出し、その平均額を事業用口座から振り分けておくといいでしょう。

4, イベント用または貯金用

単純に貯金をしたい、または旅行などのイベント用の資金作りをしたいといった時にあると便利な口座です。こちらもいくら毎月入金しておくかを決めておき、事業用口座から振り分けしておくといいでしょう。

定額自動入金サービスのあるオススメの口座

事業用に設定する口座から、毎月一定額を自動的に入金できる口座一覧です。(大手よりネット銀行の存在が目立つ印象)
それぞれの口座に自動入金を設定しておくことで、毎月ATMなどで手動で入金する手間が省けるので大変便利です。

住信SBIネット銀行/定額自動入金サービス

利用料利用額引落日
無料1万円以上1,000円単位5日または27日
入金までの日数登録件数定額自動振込
4営業日後5件月1回振込手数料無料

住信SBIネット銀行 公式サイト

ソニー銀行/おまかせ入金サービス

利用料利用額引落日
無料1万円以上1,000円単位5日または27日
入金までの日数登録件数定額自動振込
4営業日後5件×

ソニー銀行 公式サイト

auじぶん銀行/定額自動入金サービス

利用料利用額引落日
無料1万円以上1,000円単位6日または26日
入金までの日数登録件数定額自動振込
4営業日後5件×

auじぶん銀行 公式サイト

ジャパンネット銀行/定額自動入金サービス

利用料利用額引落日
無料1万円以上1,000円単位5日または27日
入金までの日数登録件数定額自動振込
4営業日後5件

ジャパンネット銀行 公式サイト

イオン銀行/自動入金サービス

利用料利用額引落日
無料1万円以上1,000円単位6日または23日
入金までの日数登録件数定額自動振込
5営業日後5件

イオン銀行 公式サイト

口座を分けることによるメリットについて

冒頭でも少し申し上げましたが、口座を分けることによってどのようなメリットがあるのかを、もう少し詳しく記載したいと思います。

メリット1:資産管理がしやすい

用途別に口座が分かれていることにより、各用途の必要金額を把握しやすくなります。また確実に目的のためのお金が準備できるというメリットがあります。
例えば、フリーランスにとって意外と陥りやすい落とし穴として「税金」があります。税務署からきた納税金額があまりに高くてとても払いきれない!という事態に陥る人も結構多いので、ここはしっかりと口座を分けて事前に準備をしておけば、「税金いくらになるだろう…」という心の不安も解消できます。

メリット2:使いすぎ防止になる

もし口座がまとまっていた場合、「口座にある分だけお金が使える」という錯覚をしてしまいがちです。口座が用途別に分かれていたら、あらかじめ必要金額が入っている目的別の口座からのみ利用をするため、他の用途のために残しているお金にまでうっかり手を出してしまうということを回避できます。

メリット3:外部サービスとの連携がしやすい

事業専用口座を持つことで、会計ソフトなどと連携しやすくなり、毎月の記帳や確定申告が楽になります。

駆け出しフリーランスのぱらげの場合

ぱらげも昨年、晴れて独立いたしました。
そんなぱらげは「貯金できない」「浪費癖あり」「税金?なにそれ(笑)」という感じで、「資産管理」という言葉からはまるで遠く離れている人間です。
しかし、フリーランスになるとびっくりするぐらい税金取られるという話をちらほら聞いていたので危機感を感じ重い腰を上げて、真っ先にやったことはこの「口座を分ける」という対策です。

保有口座について

・事業用:楽天銀行
・生活費用:みずほ銀行
・納税準備用:ソニー銀行
・イベントor貯金用:これから作る予定

みずほ銀行は昔から使ってきたので引き続き生活費用口座に使っていますが、事業用口座から自動入金サービスが利用できないので、事業用の楽天銀行から定額振込サービスを利用してみずほ銀行に入金をしています。楽天銀行の定額振込サービスは、口座に一定額の金額があればその金額に応じて数回分無料になります。
イベント用口座開設がまだできていませんが、イオン銀行あたりで作成しようと思っています。

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